年長 墨絵
育てているきゅうりの葉や茎、花を触りながら観察をしているのは、ゆり組さん。
『 葉っぱも茎もチクチクとげがあるよ。 』
『 つるも長く伸びてるなぁ~。 』
観察した後は、【 墨絵 】に挑戦します!
画用紙に鉛筆で下書きします。
葉の形、大きさ、茎の太さやトゲトゲの様子など・・・
自分の目で見たきゅうりの苗を描いていきます。
下書きの後は、画用紙に障子紙をのせて割りばしに墨をつけて線描きします。
子どもたちの細かい描写には、驚かされますね。
保育室に墨の匂いが新鮮に広がります。
『 変なにおいがするよ~! 』
独特なにおいにも興味津々の子どもたちは、五感をフルに発揮して
墨絵を描いていきます。
鉛筆とは違った描き心地に戸惑いながら・・・でもだんだん慣れてきて
上手に扱えるようになってきました。
墨の付き具合や力の入れ方で線の強弱がでて、味のある絵に仕上がっていきます。
墨ならではの濃淡やかすれ、にじみなどといった表現を楽しむ事が出来ます。
さぁ!絵の具で色付けです。
障子紙なので、水の量で絵の具がにじんで 迫力が増して見えますね~。
感性豊かな墨絵の作品が出来上がりましたよ。