年長 墨絵

育てているきゅうりの葉や茎、花を触りながら観察をしているのは、ゆり組さん。

『 葉っぱも茎もチクチクとげがあるよ。 』

『 つるも長く伸びてるなぁ~。 』

観察した後は、【 墨絵 】に挑戦します!


画用紙に鉛筆で下書きします。

葉の形、大きさ、茎の太さやトゲトゲの様子など・・・

自分の目で見たきゅうりの苗を描いていきます。

下書きの後は、画用紙に障子紙をのせて割りばしに墨をつけて線描きします。

子どもたちの細かい描写には、驚かされますね。

保育室に墨の匂いが新鮮に広がります。

『 変なにおいがするよ~! 』

独特なにおいにも興味津々の子どもたちは、五感をフルに発揮して

墨絵を描いていきます。


鉛筆とは違った描き心地に戸惑いながら・・・でもだんだん慣れてきて

上手に扱えるようになってきました。

墨の付き具合や力の入れ方で線の強弱がでて、味のある絵に仕上がっていきます。

墨ならではの濃淡やかすれ、にじみなどといった表現を楽しむ事が出来ます。


さぁ!絵の具で色付けです。

障子紙なので、水の量で絵の具がにじんで 迫力が増して見えますね~。


野菜の生長を毎日見て触って感じて、描いてみたゆり組さん。


感性豊かな墨絵の作品が出来上がりましたよ。

2021年06月23日